自動車保険は任意保険ですが、自賠責保険よりも補償の範囲が広がるので、より安心して車に乗ることができます。
車を運転していると、自賠責保険だけではカバーしきれないトラブルに見舞われることも考えられるので、より手厚い補償を受けられる自動車保険に加入する人は多いんですね。
一見、自動車保険の加入にはメリットしかないようにも思えますが、実はデメリットもあるので注意しなければなりません。
今回は、保険修理についてと保険修理のデメリットについてお伝えいたします。
自動車保険では契約者ごとに「等級」が設定されており、この等級に応じて保険料が割増引きされます。
等級は1~20の20段階で、通常6等級からスタートします。 保険期間1年間で保険を使った事故がなければ次年度に等級が1つ上がり、等級が高いほど割引率が大きくなります。
補償範囲は加入している内容によって異なりますが、交通事故で生じた車の修理費用だけでなく、自然災害やいたずら、飛び石などによって生じた損害に対しても保険金として修理費が支払われます。
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車修理の際に車両保険を利用すると、原則として翌年度以降の等級が下がり、保険料が高くなります。
ご契約期間中の事故の有無、形態によって、次年度の等級が決定され、1~4等級まで落ちてしまうと保険料が割り増しされます。
そのため、全ての車修理において車両保険を利用した方がお得になるわけではありません。
修理額が少額の場合などは、自費で修理を行った方が賢明な判断となるケースもあるので、翌年度の保険料を考えた上で賢く車両保険を活用しましょう。
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